一般家庭の水回りや排水設備の修理を行うには、自治体の指定を受けている事業者に依頼する必要があります。
水道にかかわる工事や修理は、指定を受けている事業者にしか行えないからです。
新築やリフォームの際に行う配管の作業はもちろん、一般家庭で起こる水回りのトラブル全般も指定事業者が対応します。
トラブルが起きた場所が名古屋市内の場合、名古屋市の水道局の指定給水装置工事事業者に依頼することになります。
名古屋市から指定を受けていない事業者に依頼した場合、基準に適合していない工事が行われ後でトラブルになる可能性があります。
自治体によっては法に反したとして給水を止められる場合もあるので、契約前に必ず指定事業者であることを確認してください。
一般家庭の水道には、耐用年数が大体7年から10年の部品が使われいています。
経年劣化によって不具合を起こし部品を、居住者自身が交換することに問題はありません。
ホームセンターなどで正しいサイズの部品を購入すれば、誰でも簡単に交換することが可能です。
しかしトラブルの原因が配管の損傷にあり、配管を行う必要がある場合は指定事業者に依頼した方が確実です。
配管を伴う作業を素人が行うと、変えて被害が大きくなるだけです。
指定事業者は、水道法に基づいて定められた基準に適合した作業ができると認められた事業者です。
身元も明確で詐欺などに合う心配をする必要はありません。
仮に何らかのトラブルが発生したとしても、水道局に相談することが可能なので安心です。